絵本を”無料”にすることで本当に得をするのは誰だ?

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
SNSフォローボタン

フォローする

無料の裏に潜んでいる”得をする人”は誰だ?

images

最近、世間を賑わせた絵本、”えんとつ町のプペル”の無料公開への賛否両論。ヒートしまくりですね。(最近は落ち着いてきたかな?)

今回、キンコン西野さんは、

「2,000円で絵本を買うことができない子供に『払えないなら読ませねーよ』なんてくそだせー」と絵本の無料化に踏み切りました。(この辺は、ニュースにもなっているので、詳しくは書きません)

絵本を無料にしたことで”得をする人”は誰でしょうか?

  • 絵本を買えなかった子供
  • 興味はあったけど買うつもりのなかった大人

キンコン西野さんの言葉にもあるように、”得をする人”は『2,000円で絵本を買えなかったけど、ネットで読むことができた子供』ということになりますね。それと、『絵本を買うつもりはまったくなかったけど、ちょっと興味のあった大人』でしょうか。

子供からすれば、「絵本は高くて買えなかったけど、読めて嬉しい!」

大人からすれば、「なんか話題になってた絵本がタダで読めてラッキー!」

ってところでしょうね。”得をする人”は読者のように見えます。

でも、本当に”得をする人”は読者なのか?

ダウンロード (1)

”物事を多角的に捉える”と、違う一面が見えてきます。

この一連の騒動で、本当に”得をする人”はキンコン西野さんをはじめとした絵本制作チームですね。確かに、ネット上では「キンコン西野の炎上芸炸裂」なんて言われてて、あまり良いイメージがないように見えます。

ですが、実際のところ、キンコン西野さんに対して嫌悪感を抱いているのはごく一部の人たち(ノイジーマイノリティー)だけです。何も言わない大多数の人たち(サイレントマジョリティー)が必ず存在し、その人たちにとって、”キンコン西野”という人物と”絵本無料公開”という展開は、クリーンなイメージで伝わっています。そして少なからずの”恩”を感じています。

結果、キンコン西野さんが次の作品をリリースするとき、このサイレントマジョリティーの集団は西野さんの作品に反応するわけです。

次回作を視野に入れて、”キンコン西野”というブランドを売り出したわけです。

これ、無料のように見せかけて、無料じゃないんですよ。伝わるかな、この感覚。

もし、あなたが何か作品を作ったら、それってどうやって広めますか?CD出したら、プロモーションかけますよね?リリースイベントとかでタワレコとかまわりますよね?

たくさんの人に知ってもらうために、ファンを集めて集団を作り、自分のことを知らない人たちにそれを見せる。立ち止まらせる。曲を聴いてもらう。興味を持ってもらう。自分の陣営に引き込む。リリースイベントって、広告を出しているのと同じです。

このリリースイベントっていう”無料イベント”と今回の”無料公開”って同じなんですよ。ただ、扱う作品が『今回リリースされたもの』か『次回リリースするもの』の違いなだけ。

キンコン西野さんはまだ見ぬ次回作のプロモーションを”無料公開”というトリガーを使って潜在的に行ったわけです。きっと売れますよ、次回作。うまいやり方です。

キンコン西野さんに噛み付いた声優さん

ダウンロード (2)

名前は出しませんけどね。ネットのニュースにたくさん出てきてるので、知っている方が大多数でしょうが、それでも出しません。

なんで噛み付いたんでしょうか?純粋に「クリエイターを守る」という視点からのキンコン西野さんへの反論だったのでしょうか?

確かに、その一面もあるでしょうね。「なんでもかんでも無料にしたら、頑張ってるクリエイターの作品が売れなくなっちゃう!やめて!」っていう主張。

苦労して泥水すすりながら作品を作っているクリエイターの方々からすれば、「そんな声を大にして、僕らのことを守ってくれるなんて…メシア!」とか感じてる人もいるでしょうね。ものすごくクリーンで勇敢なイメージがつきました。

ただね、この声優さん、アニメ業界では有名だったのかもしれませんけど、僕たち一般人からすると無名もいいところなんですよ。「あなた、誰?」っていうレベル。アンドロイド設定って何?コリン星?(アニメ好きの人、ごめんね)

でも、この一連の騒動で、名前を知ったし、顔も知ったし、結構かわいいなって思ったし。どんな作品に出てたのかな?って調べたりする人出てくるよね。僕のように。

そしたらさ、「涼風」「僕等がいた」「家庭教師ヒットマンREBORN!」「名探偵コナン」とかさ、結構僕が好きなマンガで声優やってたよ。ビックリだよ。めっちゃ有名なんじゃん!

関連記事:絶対読んだほうがイイ面白いマンガを50作品集めてみたからランキング形式で紹介するよ!

こうやって、アニメの声優に興味のなかった僕を、「アニメの声優って、ちょっといいじゃん」って思わせることに成功です。名前の刷り込みも完了です。

次のクールのアニメのCMで、この声優の名前が出てきたら気になって見てしまうことでしょう。もし、そのアニメにはまってしまうようなことがあれば、きっと課金してしまうことでしょう。

この声優陣営も、”キンコン西野批判”によって大きな利益を手に入れることができたわけですね。

結局、物事を一面でしか見れないと、深い部分がわからない

ダウンロード (12)

関連記事:”物事を多角的に捉える”ってどういうこと?

結局はここなんですよ。

「なんで炎上してるんだろう?」「なんのために炎上させてるんだろう?」「炎上することで関わっている人のメリットは?」

炎上なんて、普通に考えたらデメリットしかありませんよ。ボコボコに言われて、書かれて、誹謗中傷の嵐で、メンタルだってボロボロ。

でもね、それすらも凌駕するメリットがあるならば、炎上させた方がいいわけですね!

今回の”えんとつ町のプペル”無料問題(問題ではないんだけどね)から物事を多角的に捉えるお話でした。

(ちなみに、ブロガーやライターの人にとっても、言及しやすい内容ですよね。これも、キンコン西野さん、狙ってると思います。こうやってブロガーひとりひとりが西野さんのことについて書けば書くほど、知名度・作品が広まっていくわけで。さらに声優さんのこともひろまっていくわけで。絶対にないと思いますが、西野さんと声優さん、実は共謀してないですよね…?)

今日は、この辺で!じゃっ!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする