「プロブロガー」は悪の職業ではない。

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※今回は、ある記事への言及記事です。多少、過激な表現がある部分はご容赦ください。

新卒会社員のみなさまへ。

入社してそろそろ1ヶ月ですね。仕事は楽しいですか?

まだ本格的な業務に携わっていない人たちも多いと思いますが、すでに

「仕事つらい…」

「仕事やめたい…」

「明日行きたくない…」

「ゴールデンウィーク休み少なすぎる…」

なんて思っている人たちもいるんじゃないかな?

『仕事 辛い』とか『仕事 やめたい』というワードが、スマホの検索履歴に入ってるあなた!そう、あなた!

そんなあなたに読んでもらいたい記事です。

はじめに。

いつものように、はてなブログを徘徊していると、気になる記事に出会いました。

新社会人の君へ(1)プロブロガーには近ずかないようにね。というエントリーで、ライターの『まちか』さんが、新卒社会人に対してアラートを送っています。

先に予防線だけ貼っておきますが、ぼくはこのブログを書いている『まちか』さんへの嫌悪感などはまったく抱いておらず、むしろ「面白い文章を書くライターさんだなぁ!」という印象を持っています。この記事を読んだ後もその印象は変わっていません。【2月14日直前企画 vol.1】焼き鳥屋のある町の恋愛事情とか大好きです。

それを前提として。

それとね、書いてあることは大方間違ってないと思います。思いますが、文章って発信したら元を離れて、受信者の受け取り方に依存するところがあるから。

『まちか』さんが書いた記事を受け取る受信者が「どう感じるか?」によって、「ブロガーはダメだ!」とか「そんな仕事はまっとうじゃない!」って批判されるのは嫌だなって。

ほとんどのブロガーさんは、きっと華麗にスルーするのでしょうけど。すみません、スルーできませんでした。

『仕事をやめたい』と思っている社会人への親猫の気持ちってなんだろう?

「子猫を守る親猫くらいの攻撃」と銘打って始まる文章。

『仕事をやめたい』と思っている社会人に対しての親心からか、「プロブロガーには近づくな」とアラートを鳴らしています。

さて、意味のわからんオピニオンとか、自分にしか通用しないマイルールを薄く引き伸ばして若さゆえに判断力の乏しい方々を路頭に迷わせるブロガー連中が生き生きしてる頃だと思います。

公平を期すためにどの自称プロぶろがーの記事も読んでいませんが、だいたい想像がつきます。

「会社に入ってわたしが違和感を感じたこと」とか

「なんとなく3年では遅過ぎる」とか

「人間関係に疲れたら、立ち止まってもいいんじゃないだろうか?」とか

共感→不安→共感

といった感じで、読者の思考を振り回して「ブログで独立!」「サロンで集金!」

な流れを作っていることでしょう。

確かに、この内容のような記事が数多く存在します。かくいうぼくも同じような記事を書いています。

しかし、この『記事群から社会人を守る』という状況はいったいどんな状況なのでしょうか?

あたかも、ブロガーの人を『悪』のように描写しています。

世の中には、『理解しがたい主張や信仰、自分たちにしか通用しないルールをダイレクトに浴びせ、判断力のある人すら路頭に迷わせる』組織がたくさんあります。

  • 上司よりもはやく食事をとってはいけない
  • 上司が食事を終えた瞬間が社員全員の食事終了時間
  • 上司が立ったら、社員全員も席を立つ

といった、社内独自の謎のルールだったり、

  • 見えない力を持っている教祖を信仰する
  • 教団の意思に従い、世の中のルールを壊す

といった組織だって数多く存在します。

プロブロガーの影響力なんて、巨大な組織や団体を前にしたら、無に等しい。この界隈で有名なプロブロガーの方達の世間一般からすれば、「誰それ?」くらいの認知度です。とか付くも近づかないも、『プロブロガーの存在を知らないからたどり着けない』のが現実です。

それなのに、『プロブロガーは悪』と受け取れんばかりのキレッキレの切っ先を突きつけてくる。

落ち着いてください。新社会人が本当に闇に落ちそうになったら、プロブロガーではなく新興宗教のひとに会いに行きますから。むしろ、そっちを止めてあげてください。

プロブロガーは具体的な話ができない?

ちょっと視点を変えましょうか。

ところで、いろいろな働き方があっていい!とかいってるわたしがプロブロガーを一括りにして嫌うのか。

それは簡単なお話。

会って話をしてこいつ本当につまらんな!うん!って思ったから。

とある女性ブロガーが人気を集めてた時期があって、「今一番勢いのあるブロガー!」的な取り上げられ方を方々でされてた。

わたしは実際にあってみた。

わたしが27歳、相手がその何個か下の時だったと思う。

そして感じた。「あ…これあれだ。社会についてのうっすい知識と自分の経験則からしか見出していない謎の法則に支配されてる。具体的な話聞いても何も出てこない…怖い…」

「うっすい視点と経験則」

「具体的な話を聞いても何も出てこない」

という言葉が出てきました。

この2点。とても重要なポイントだと思います。『まちか』さんはかなり頭の良い方だと思うので、誰かと話している時に『物事の本質』をすぐにつ負けるんじゃないかなと思います。なので、「具体的にどうなの?」「で、どうするの?」というところにたどり着けるんだと思います。

ただ、世の中のほとんどの人は、『物事の本質』がわからないまま話を進めます。

一番は、事象に関する問題点が明確になっていないから、先の見通しを具体的に話せないんです。

理想と現実から、本当の問題点を導き出せない。

例えば、

「TOEIC800点が目標。現状は500点。問題は何?」

と聞かれた時に、どういった問題を挙げますか?

このケースでの問題点は、『目標まで300点足りない』ということ。

「そんなの当たり前だろ!」と思う人も多いと思いますが、この質問をすると、ほとんどの人が、

「勉強時間が足りない」

「勉強の質が悪い」

などの問題点を挙げます。問題点はそこじゃないんです。『300点足りない』のが問題であって、「勉強時間が足りない」とか「勉強の質が悪い」のは問題点ではなく、『それはなぜ引き起こされているのか?』という次のステップなんです。

問題解決へのステップが正しく踏めないから、具体的な話ができない。それだけなんです。

この事象は、『プロブロガー』に限らず、かなり多くの人に当てはまります。

要するに、世の中のほとんどの人が『具体的な話』ができないんです。

ただ、世の中のほとんどの人は『プロブロガー』のように自分を発信しているわけではありません。なので、顕在化してこない。それだけなんです。『プロブロガー』のひとは、ただ目立っているだけ。それだけなんです。

薄っぺらい人間なんで、世の中には腐る程いる。みんなが気づいてないだけ。

ちなみに、会社員は『過去の前例』に沿って仕事を進める傾向があるので、具体的なことが話せなくてもなんとかなるっていう側面もあります。

「この人、なにも考えずにこの仕事やってるんだろうな」

って思うことも結構ありました。社会人経験10年で見てきた人たちのほとんどがそうでした。

ブロガーは『会社員=思考停止』のレッテルを貼りたいのか?

弟はとある大きな組織に属している。

公務員をしている。資格の必要な専門職だ。

その弟とよく話す。わたしは弟の仕事に対する姿勢を認めているし、弟もわたしの仕事を認めている。というか仕事に対する考え方はとても似ている。

それでいいのではないだろうか。

フリーランスと公務員。おそらく恐ろしく反対側にいるはずの人間だけど、仕事に対する姿勢は似ている。

なぜ、プロブロガーは大きくくくってレッテルを貼って会社員=思考停止

的にしたいのだろう。

そうだね。きっとレッテルを張ることで自分たちを正当化したいんだよ。

あわよくばそれに共感して集金システムに巻き込まれてくれる人を探してるんだよ!

すべてのブロガーが『会社員=思考停止』と考えているわけではない。

それと、『すべての会社員=思考停止』と考えているわけでもない。

ただ、少なからず、思考停止に陥っている会社員もいる。ぼくが見てきたほとんどの会社員は、会社(上司)からの指示待ちで、自分から何かを発信しようとはしない。にもかかわらず、上司から降ってきた仕事内容に文句をいう。代替案も出さずに。

ブロガーのいう『会社員=思考停止』は、多少行き過ぎた表現もあることは否めないし、社会人経験が浅いプロブロガーの極端に振り切った『会社員=悪』はどうかと思う瞬間もあるが、少なくとも、ぼくは会社員をやめてよかったと思ってます。

ただ、それは人それぞれで、自分自身が痛いと思える場所で、頑張れると思う仕事内容なら、会社員だろうがフリーランスだろうが、変わらないと思う。会社員でも『思考停止』にならずに、自分から発信と受信をうまくやっている人もいるからね。そういう人は楽しそうだし、輝いてる。

それでいいと思う。

決して、『会社員=思考停止』のレッテルを貼りたいわけではない。

「いま、あなたがいる場所で、何か違和感を感じているなら、『思考停止』してまでその場にい続ける必要はない」ということが言いたいだけ。

『ブロガーに相談する』のは、自分の中で答えが決まっているから

ほら、でもさ。迷いそうになるじゃん。

仕事がうまくいかなかったり。上司とぶつかったり。休みが取れなかったり。

色々あるじゃん。

くじけそうになるじゃん。そんな時はね。

ブログにアフェリエイトとか貼りまくって、転職系サイトとか、強み診断!とかに誘導してくるブロガーじゃなくて自分を信じなさい。

わたしも人を雇うようになってわかったのね。

それぞれに人が一生懸命、自分のことを考えているってことが。

それにかかる時間は人それぞれ。答えを出すのが早い人、遅い人。色々いるの。

でもね。やっぱり真剣に考えてると思うのね。

偉そうでごめんね。

だけど本当にそうだから。

ブロガーのうっすいテキストに飲まれる前に、「自分のことを信じなさい」と思うの。

相談するなら親がいいよ。親がいなかったら喧嘩したことのある友人がいいよ。

ブロガーの個人面談とかほんと寒気するから。

人はね。本気で喧嘩したことのある人としか、本当の意味で腹を割って話せないから。

そうしたらね。きっと時間はかかるかもしれないけど、折れない自分になれるはずだから。

この部分を読んだ時、正直な話、涙が出そうになった。

目の前で、本当にぼくのことを想って、そして心配してくれていて、全力でぶつかってきてくれているように感じたから。

だから、ぼくは『まちか』さんのことを嫌いにはならないし、これからもブログは読み続けると思う。

でもね、ちょっと違うんだ。『プロブロガー』の人に相談する人たちって、きっと家族にも友人にも、きっと話してると思うんだ。もしかしたら会社の同僚や上司にも相談してる。

で、「そんなのムリだからやめとけ」とか「現実見ろよ?」とか言われてるんだと思うんだ。

ただね、この人たちって、自分の中では答えが出てるの。もう、答えは出てるの。最後の一押し、自分を肯定してくれる言葉が欲しいだけなの。自信がないから。

「大丈夫だよ」

っていう一言で背中を押して欲しいだけなんだ。

それでね、自分にとって一番欲しい言葉を言ってくれる人たちも知ってるんだ。

だから、プロブロガーに会いに行く。それだけなんだ。

だれかひとりでも、自分の想っていることに対して、「それでいいと思うよ!」って言ってくれる人が欲しい。それだけ。

まぁ、宗教に近しい部分もあるから、『まちか』さんはダメだって言ってるのもわかるんだけどね。

終わりに。(世の中には同じ内容の記事が多すぎる)

『まちか』さんも書いてるけど、

  • 「会社に入ってわたしが違和感を感じたこと」
  • 「なんとなく3年では遅過ぎる」
  • 「人間関係に疲れたら、立ち止まってもいいんじゃないだろうか?」

っていうテキストで、読んでないけど、みんなが同じようなことを書いてるって言うのは、一理ある。

みんなが同じような内容で、同じように『グッドポイント診断』とか書いてたりするからね。同じ時期に同じ内容のエントリーが溢れかえったりして。

そこに、自分自身の経験とか想いが乗っていればいいんだけど、どれもこれも同じような内容だと、『まちか』さんのいうように『薄っぺらいテキスト』になってしまうんだろうな。

『結婚祝い オススメ』とかで検索しても、出てくる記事は全部同じ形式で書かれた、同じような内容。「本当にそのランキング調べたの?」って思うくらい、同じ。それが1ページ目を埋め尽くしてたりする。

ぼくは、自分で調べて、自分で想ったことを文章にのせて発信したいなって思う。自分でしか感じられないことっていっぱいあるからね。

自分の想いがぎゅうぎゅうに詰まった文章は、決して薄っぺらくなんてならないから。

ぼく、頑張ります!

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